田舎間(江戸間 関東間)京間 中京間 団地間

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    田舎間(江戸間 関東間)京間 中京間 団地間[ ]

    畳の寸法には様々な種類があります。田舎間(江戸間、関東間)、京間(本間)、中京間、団地間などが挙げられます。この4種類では、最も古いのが京間(本間)、その後に田舎間(江戸間、関東間)中京間の順に登場し、最後に団地間が登場しました。

    • 多くの種類がある理由は2つあるようです。
      • 1つ目の理由は、畳の寸法を決める基準となる1間の寸法が変わったことです。1間は太閤検地の時代には6尺3寸だったものが、江戸時代には6尺と短くなりました。そのため、畳の寸法も小さくなったのです。
      • 2つの目の理由は、古くは畳割りが標準だったものが、江戸時代になり柱割りが主体になったことです。畳割りとは建築計画の際に、まず畳を並べて部屋の大きさが決まってから、その周りに柱を立てていく手法で、畳の大きさは一定になります。
        • 柱割りとはその逆で、柱をたててからその内側に畳を敷きこむ方法です。この場合、柱の中心から中心までを基準とするため、柱の太さの分だけ畳は小さくなります。
    • 《和室6帖の場合の比較》
    1. 京間(本間)      【6帖=約10.94㎡】
    2. 中京間(中間)     【6帖=約9.93㎡】
    3. 田舎間(江戸間 関東間)【6帖=約9.29㎡】
    4. 団地間(公団間)    【6帖=約8.67㎡】

    田舎間(江戸間 関東間)[ ]

    田舎間とは関東・東北地方で用いれられる和風建築で柱の中間から中間までの6尺(約181.8センチ)=1間とする寸法のとり方です。別名「江戸間」「関東間」ともいいます。

    • 畳の大きさを基準として部屋の大きさを決める「畳割り」においては、5.8尺(約175.8センチ)×2.9尺(約87.9センチ)の大きさの畳を基準とします。
      • 一方、関西地方などでは、畳割り(一定の大きさの畳みを基準にして各室の大きさを決定し、柱の位置を決めること)が主流だったようです。
    • 田舎間(江戸間 関東間)【6帖=約9.29㎡】

    京間(きょうま)[ ]

    京間とは、住宅建築おける和風建築の間取方式の一つで、基準寸法を1間=6.5尺(約1.97m)にするか,または畳の寸法を6.3尺(約191cm)×315尺(1.909m×0.954m)の京間畳を基準とした畳割で定められています。京都を中心にして,近畿地方,中国地方,四国地方,九州の一部などの西日本で使われるこが多いです。

    • 京間【6帖=約10.94㎡】
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    中京間(ちゅうきょうま)[ ]

    中京間とは、住宅建築おける和風建築の間取方式の一つで、畳の寸法を6尺(約182cm)×3尺(1.909m×0.91m)の中京畳を基準とした畳割で定められています。愛知、岐阜県の中京地方で使われるこが多いです。福島、山形、岩手の東北地方の一部、北陸地方の一部、沖縄、奄美大島でも使用されている例もあります。

    • 中京間【6帖=約9.93㎡】

    団地間(だんちま)[ ]

    団地間とは、公団住宅、アパート、マンション等の集合住宅で利用されています。公団間、公団サイズ、五六間とも呼ばれています。 畳の寸法を5.6尺(約170cm)×2.8尺(170m×0.85m)の団地畳を基準とした畳割で定められています。

    • 団地間【6帖=約8.67㎡】


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